1-1 Swiftの変数と定数

変数と定数の宣言

Swiftでは、 varlet で変数を定義できます。

定義方法
var 変数名:型 = 値 (例 : var age: Int = 26)
let 変数名:型 = 値 (例 : let age: Int = 26)

varで宣言された変数は後から値を変更できますが、letで宣言された定数は一度値を設定したら後から変更できません。

var apples: Int = 5  // varで宣言した変数
let oranges: Int = 3 // letで宣言した定数

apples = 7   // varなので値を変更できる
oranges = 5  // letなので値を変更しようとするとエラーになる

print("りんごの数は \(apples) 個") // 変更された値を表示(7)
print("オレンジの数は \(oranges) 個") // 初期値を表示(3)

型推論

Swiftでの変数定義は、var 変数名:型 = 値 のように定義できますが、
Swiftでは、以下のようにも定義できます。

var age = 26

このように定義できることを、型推論と言います。

Swiftは、変数を定義するときに、代入される値から型を推論します。

例えば、var age = 26 というコードでは、ageは整数型(Int)として推論されますし、

let message = "Hello" というコードではmessageは、文字列型(String)として推論されます。

まとめ

  • varで宣言されたものは、後から値を変更できる
  • letで宣言されたものは、一度値を代入したら後から変更できない
  • Swiftは型推論ができる

ドリル

問題1

let apples = 15
// let apples: Int = 15 でもOK